データを活用し、地域課題を解決するコンテスト「チャレンジ!!オープンガバナンス 2017」の市民/学生の解決アイデア募集が始まりました。
横浜市からのテーマは2つ。
2.横浜市金沢区地域振興課:「子育て世代に選ばれるまち金沢の実現」
募集内容は、地域が抱える課題を具体化し、公開データや資料を活用した課題解決につながる「社会的な公共サービス」などのアイデアです。
市民が積極的に課題解決に関わるアイデアを考えてみませんか?
既存施策の改善/新施策の提案もOKです。応募締切は12月20日(水)です。
横浜コミュニティデザイン・ラボでは、みんなで解決アイデアを考える場を設ける予定です。
横浜市 地域プロモーション
【シビックプライドの醸成】
市民が自ら住まう地域への愛着や誇りを高め、地域づくりへの主体的な参画を促進するための原動力となる「シビックプライド」を醸成するためのアイデアを募集します。
横浜市は、約373万人の人口を有する大都市とはいえ、東京や京都、大阪、名古屋、福岡、仙台のようにその「礎」を中世、近世の貴族や武士階級が形づくった都市とは成り立ちが異なります。横浜は幕末開港期に星雲の志を持って全国から港町・横浜に集まってきた若き市民(横浜商人)が創り上げた都市であり、オープンで自由な風土と市民自治の伝統を持つ都市です。一方で近年、少子高齢化が急速に進み、30歳代から50歳代の働き盛りの市民の東京への流出が目立ち始める中で、2019年を節目に、市域の人口は減少に転じると推計されています。そんな中で、市民が横浜に住み続けると共に、他の地域から移住したくなる、訪れたくなる魅力ある地域づくりを公民連携で進めていくことが、より一層、重要になっています。
このコンテストでは、「シビックプライド」をキーワードに多様な市民のニーズや課題を把握し、市民相互がつながりを持ちながら、愛着や誇りを持つことができる地域をどのように育んでいくのかをテーマにアイデアを募集します。
担当部署名:横浜市政策局共創推進課
http://park.itc.u-tokyo.ac.jp/padit/cog2017/area/kanto.html#yokohama-shi
【子育て世代に選ばれるまち金沢の実現】
人口増加が続く横浜市内において、他区に先駆けて人口減少が進む金沢区では、とりわけ20~30歳代のいわゆる「子育て世代」の転出超過が著しい。この世代の転出は、地域の高齢化や単身世帯、高齢者のみ世帯の増加を加速させ、空き家の増加にもつながっている。日本全体で人口が減少している中、金沢区を子育ての場として選んでもらい、望むだけ子供を産み育てられる環境の整備と、子育てしやすいまちのイメージ作りに取り組むことが求められている。そして、将来的には、充実した「職」「住」「遊」がそろった、働いてみたい、住んでみたい・住み続けたいまちを実現することで、区内で働く人が区内に住むようになり、区内に住む人が区内で働くようになり、人口の健全な流入・定着のスタイルを確立することを目指す。
そのような中、金沢区では若手職員を中心としたプロジェクトを立ち上げ、転出超過の原因分析と子育て世代を取り巻く状況やニーズの把握を行い、「金沢区の知名度向上」「子育てしやすい環境の魅力発信」に着手することが必要との結論に至った。具体的には、フィルムコミッションへの着手、(次年度開催予定の)「子育て世代に選ばれるまち金沢PR動画コンテスト(仮)」に向けた検討を行っており、その内容や実施方法について市民や学生からもアイディアを募集したい。
担当部署名:金沢区地域振興課
http://park.itc.u-tokyo.ac.jp/padit/cog2017/area/kanto.html#kanazawa-ku
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