魚屋で半額の豆アジを見つめていたら、となりの初対面マダム(70代)に
「このアジは新鮮よ。大根おろしを添えればいいのよ」と教えてもらいました。
深夜1時に大岡川沿いを歩いていたら、知らないお父様がポッケから、
缶のプルトップを30個出してみせてくれました。
大都会横浜に来ても、半径10mは人情裏長屋な鮫肌です。
横浜コミュニティデザイン・ラボで働き始めて2週間。
ぴちぴちの新人です。
新人なので、ポイントカードを作ろうとしたときのNPO職員あるある、
「職業欄にNPO職員と書くと、「何やっているんですか?」と店員に深堀りされて答えられない」病と戦う毎日です。
特に、この横浜コミュニティデザイン・ラボは何をしているのか、たいそう説明がむつかしい。
だって、「横浜で、未来を作ろう、世の中を素敵にしよう」という人は、誰でもウエルカム、そしてそこに集まる人がうごうご新しいことを生み出すことを、全力で支援する、のっぽさんもびっくりな「♪できるかな」な毎日を作っている集団だからです。
そんな団体が運営する、シェアオフィス&イベントスペースがさくらWORKS<関内>です。ここでは、しっちゃかめっちゃかで、とってもおもろい人・ことが交差する、「夜は墓場で運動会」なイベントが毎日行われています。
昨日は、誰でも参加OKなお花見イベントがありました。
わいわいしてますね。
馬車道、小田原など、神奈川県のご当地アイドルのライブ。
もえもえきゅん。
ご当地芸人、横浜ヨコハマのライブもありました。
夜桜爛漫です。
そして、今日の朝は打って変わって、ジャーナリズムな空気がイベントスペースに流れます。
戦争や飢餓の問題に対して、問題提起を行う映画を配信することで、
人と人をつなぎ、世界を変えていく、ユナイテッドピープルの関根健次さんのトークです。
関根さんは、今月からコスタリカに移住し、平和の形を探しにいくとのこと。
コスタリカには、温泉みたいにあたたかい川があって、誰でも自由に入れるそう。
「平和は、日常の中にあるもの」という言葉が印象的でした。
関根さんのトークは、平和学の父、ヨハン・ガルトゥング氏が来月来日し、横浜で行うイベントの内容を考える種として、行われました。
「平和とはどういう状態か、またどうやったら平和を実現できるのか」という切実な課題に真っ向から取り組む平和学。
その第一人者であるガルトゥング氏は、平和と健康と同じものと考え、
「病気でないだけの状態を消極的健康、自ら健やかになろうと行動する状態を積極的健康と呼ぶように、平和にも積極的平和という状態がある」と提唱します。
対話による積極的な平和について、先進的に考え、行動するガルトゥング氏のトークは、「自分が自分の人生のボールを握って、人生をクリエイトする。その中で、自分が生きている社会をよりよくする」ことに関心のある人にとっては、非常に刺激的なものになりそうです。
ガルトゥング氏の考えについて気になる方は、こちらのインタビューも見てみてください。
ご当地アイドルから世界平和まで。
今までのじぶん、という目線をちょっと広げて、「じぶんたち」のことを考える、そして毎日をHappyにクリエイトしていく、さくらWORKS<関内>にぜひ一度遊びにきてみてください。
くわしくは、こちらへ。
ではでは。