横浜コミュニティデザイン・ラボ スタッフブログ

横浜市中区に拠点を置くNPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボのスタッフによるブログです。

本日開催 #おたがいハマセミナー:オーサートーク「黄金町出版プロジェクト『アートとコミュニティの再生ー黄金町の実践』」

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 <内容>1月9日(土)16時から、オンラインイベント・#おたがいハマ セミナー として、「黄金町出版プロジェクト『アートとコミュニティの再生ー黄金町の実践』」の著者の山野真悟さん(黄金町バザールディレクター/NPO法人黄金町エリアマネジメントセンター事務局長)、鈴木伸治さん(横浜市立大学国際教養学部・教授)と、コーディネート・企画監修を担当する佐脇三乃里さんの3人をお招きしてお話を伺います。


 かつて売買春のまちとして有名であった黄金町では現代アートのイベント「黄金町バザール」が毎年開催されるなど、アートによる地区の再生が進められている。黄金町バザールは2008年から始められたイベントであるが、その当初からこの地区で活動を続けてきた二人の専門家が、クラウドファンディングを利用して、これまでの実践を振り返る本を出版しようとしています。
 山野真悟さんは2008年の第一回黄金町バザールのディレクターをつとめ、その後は第一回実行委員会メンバーと地域住民とで結成されたNPO法人黄金町エリアマネジメントセンターの事務局長として、地域に根ざした活動を行ってきました。

鈴木伸治さんは、横浜市立大学の教員として、2006年ごろから黄金町のまちづくりに学生とともに関わってきた。主にはまちづくりの側面から地区に関わり続け、現在は同NPOの副理事長をつとめています。 コーディネート/企画監修を担当する佐脇三乃里さんは、2011-2017年NPO法人黄金町エリアマネジメントセンターでアシスタントディレクターとしてアートとまちづくりの双方に関わる事業のコーディネートを担当していました。 今回のセミナーでは、黄金町エリアの歴史と現在のまちづくりの取り組みの状況について伺うと共に、現在応援を求めている出版企画の内容や、アートとコミュニティの再生の取り組みの今後の展望などについてお話を伺い、多様な主体が連携したまちづくりについて考えます。


■<ゲストプロフィール>
▽山野真悟さん(黄金町バザールディレクター/NPO法人黄金町エリアマネジメントセンター事務局長)
1950年福岡県生まれ。
1978年よりIAF芸術研究室を主宰、展覧会企画等をおこなう。
1990年ミュージアム・シティ・プロジェクト事務局長に就任。
1990年より隔年で街を使った美術展「ミュージアム・シティ・天神」をプロデュース。「まちとアート」をテーマに、プロジェクトやワークショップ等を多数てがける。
2005年「横浜トリエンナーレ」キュレーター(主にアジア担当)。
2008年より「黄金町バザール」ディレクター、翌2009年黄金町エリアマネジメントセンター事務局長に就任。
2014年度(第65回)芸術選奨文部科学大臣賞受賞。
2016年横浜市文化賞受賞。

▽鈴木伸治さん(横浜市立大学国際教養学部・教授)
1968年大阪生まれ。京都大学工学部建築学科卒業。
東京大学大学大学院を修了後、東京大学助手、関東学院大学工学部助教授、横浜市立大学准教授を経て、2013年より現職。
専門は都市計画・都市デザイン・歴史的環境保全
黄金町では2007年よりまちづくりに取り組み、現在NPO法人黄金町エリアマネジメントセンター副理事長。
著作に『都市の遺産とまちづくり アジア大都市の歴史保全』(編著、春風社、2017)『今、田村明を読む』(編著、春風社、2016)『創造性が都市を変える』(編著、学芸出版社2010)『都市の風景計画』(共著、学芸出版社、2003年)など。

▽佐脇三乃里さん(株式会社SHIBAURA HOUSE)
神奈川県生まれ。
2011年日本大学大学院理工学研究科建築学専攻修了。
2011-2017年NPO法人黄金町エリアマネジメントセンターでアシスタントディレクターとしてアートとまちづくりの双方に関わる事業のコーディネートを担当。平成29年度文化庁新進芸術家海外研修制度1年派遣員としてオランダを拠点にアーティストの制作環境の状況とそれを支えるための手法に関する調査を実施。2018-2019年春蒔プロジェクト株式会社。
2020年より株式会社SHIBAURA HOUSEに所属。

■<実施概要>
タイトル:#おたがいハマ セミナー /ラボ図書環オーサートーク
黄金町出版プロジェクト『アートとコミュニティの再生ー黄金町の実践』の山野真悟さん、鈴木伸治さん、佐脇三乃里さんをお迎えして

日時:2021年1月9日(土) 16時~17時30分

主催:#おたがいハマ プロジェクト(NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ)

配信:YouTube LIVE + Facebook LIVE

参加方法:ライブ映像はこちらのページから視聴できます。
YouTubeライブ
https://www.youtube.com/watch?準備中Facebookライブ
https://www.facebook.com/244116322463503/posts/1630303557178099/〇#おたがいハマ トーク(LOCAL GOOD YOKOHAMA特設サイト)
https://otagaihama.localgood.yokohama/talk/

【参考】
黄金町出版プロジェクト「アートとコミュニティの再生ー黄金町の実践」
▽都市文化政策や地域活動など、社会におけるアートの役割や機能について再考する本を作りたい!(MotionGallery)
https://motion-gallery.net/…/koganechopublishmentproject

※オーサートークとは?
横浜コミュニティデザイン・ラボは、本の著者や編集者などをお招きして、本を切り口にお話を伺う集まりを、2011年から「ラボ図書環オーサートーク」という名前で、不定期に実施してきました。今回は、新型コロナウイルスに向かい合う参加型プラットフォーム「#おたがいハマ」セミナーとの連携企画として実施します。

主催・問い合わせ
NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ
担当:杉浦裕樹
tel:090-34971468

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◆お願い
 Facebookに設置した「#おたがいハマ:新型コロナ感染症対策をテーマにした公民連携プラットホームのオープングループ【横浜市】」にご参加ください。新型コロナウイルスに関する情報を共有していきましょう。どなたでも参加できます。現在約800人が参加しています。
https://www.facebook.com/groups/829823894180583/新型コロナウイルスに向き合う産官学⺠の共創プラットフォーム#おたがいハマ
https://otagaihama.localgood.yokohama/

1/9 オーサートーク『アートとコミュニティの再生ー黄金町の実践』

令和になってからもう3年。

新型コロナウィルスの流行により世界中の様子が変わっています。

地域もまた、歴史に翻弄され姿をかえている場所があります。

『黄金町』と聞いて、思い出される風景は人それぞれだと思います。

歴史を紐解けば、なんと豊かな土地だったんだろうとその風景を思い描こうとします。
しかし、激動の近年の出来事に流され少し長い間悲しい出来事が集まっていた記憶のほうが強いように思います。

 

今、水脈は浄化され、道も街も整備され、新しい大型マンションが建ち、とても利便性の高い土地として次の世代が移り住んで様相を変えていこうとしています。

その反面、まだ影の部分は存在しています。

 

その力を失っている場所を”アート”の力で活性化させ再生に取り組んでいる人たちがいます。

再生ための実践をクラウドファンディングで出版した「黄金町出版プロジェクト『アートとコミュニティの再生ー黄金町の実践』」。

アートをコミュニティとコラボさせて再生の実践をされているリアルな声をぜひ受信してください。

街づくりとヒトの繋がり。
強い生命を感じるオーサートークです。

#オーサートーク #おたがいハマ #イベント

www.facebook.com

共助の地域づくりを推進する講座 最終日27日には代表理事 杉浦が登壇します。

                                           

おはようございます。
スタッフ(ふ)です。

 

また、一都三県に緊急宣言が発令されましたね。
当たり前が当たり前にできない日常の中で、人と人が支えあう重要性を実感する

今回の新型コロナウィルスの猛威。

 

非常事態になったからこそ、あらゆる世代が繋がり、助け合い、支えあう大切さを見つめなおすことができたのかもしれません。

 

あらゆる世代を超え、「困ったときはおたがいさま」という共助の地域づくりが、今求められています。

 

誰もが参加できる地縁の助け合い活動が活発になるために、人々が地域でつながり支え合う、共生・共助の社会づくりの事例を学べる講座が開催されています。

 

最終日にはラボの代表理事である杉浦が登壇し、「ICTを活用した地域のコミュニティづくり」について語ります。

 

非常事態宣言により分断されがちな人と人の繋がりを断ち切らないために。

横浜コミュニティデザイン・ラボが今力を入れて取り組んでいることです。

 

こちらの講座を逃してしまった方でも、講座内容にご興味のある方はラボにて

ご相談も受け付けておりますので、お問い合わせくださいね。(ふ)

 

 

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「Circular Economy Plus School」本日開催!今日はオランダからCE専門家の登壇が!

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初日イベントページ

「Circular Economy Plus School」が本日より開催されます。

 

第一回目の座学登壇者は、オランダからcircular economyの専門家 安居 昭博さんと、横浜市のリビングラボ立ち上げに尽力され、#おたがいハマでも絶妙な話術で進行を務めてくださる横浜市政策局の関口 正幸さん、circular yokohama代表の加藤 佑さんのセッションです。

 

日本の外交の入り口となった横浜で海外の先進事例を語り合う、グローバルとローカルの議論を掛け合わせることは、サーキュラーエコノミーの新たな出航にふさわしい第一回目の座学だと思います。

 

開催直前まで受講申し込みが可能です。

また、オンタイムで聴講できないと躊躇されている方は、後からアーカイブで視聴できますので安心してお申し込みできますよ。

 

個人的にはこの豪華な講師陣の1回の受講料が1,500円だなんて!とお得感を感じてしまいます。(格安すぎる・・・)

 

官民コラボだからこそ取り組んでいる人たちが、今地域の人たちに伝えられることがあればと立ち上がってくれて実現したschoolだと思います。

 

地球をいたわることで地球からの恩恵が受けられ、反対に地球が悲鳴を上げれば天災や新種ウィルスのような異変が跳ね返ってくる。

いま、私たちに何ができるか。

考える機会としてもぜひ、参加してみてください。

 

<開催概要>
日時: 1月6日(水)18:30~20:30
場所:オンライン(Zoom)
参加定員:50名
参加費用:1,500円(全12回一括購入:15,000円)
<ゲスト>
講師:関口昌幸氏(横浜市政策局共創推進課)
講師:安居昭博氏(サーキュラーエコノミー研究家 / Circular Initiative &Partners)
モデレーター:加藤佑(Circular Yokohama / IDEAS FOR GOOD 編集長)
<スケジュール>
イントロダクション(10分)加藤氏
第1部:ゲストトーク(30分×2)
「サーキュラーエコノミー(循環型経済)とは?」安居氏
横浜市がサーキュラーエコノミーに取り組むべき理由」関口氏
第2部:パネルディスカッション(60分)
テーマ:アムステルダムとの比較から考える、横浜「サーキュラーエコノミーplus」の価値
第3部:ネットワーキング(15分)
<お申し込み>
Peatixよりチケットをお買い求めください。
<お問い合わせ>
contact@circular.yokohama

 

 

 

 

1/6開講「Circular Economy Plus School」 ”plus”から学ぶ2021年の自分ができること

 おはようございます。
2021年はどんなスタートを切ったでしょうか。

 

新年早々赤信号が点灯しそうなニュースが報道されていますね。

昨年の4月に発令された緊急事態宣言時の世の中の様子が思い起こされます。

健康面も気になりますが、社会全体の経済がとても気になります。

 

過去の事例を見ても一旦収まっても新たな感染の波は襲ってくるようです。

また、地球温暖化により森林などの生態環境が破壊されていき、野生と人間の生息地域が近くなり生態系からのウィルス感染の懸念や、冷所に凍結されていたウィルスが融解されるかもしれないという説も耳にします。

 

ウィルスも生き物ですから進化し生き延びていくのかもしれない、となると新型コロナウィルスがなくなるということもなく(そもそもコロナは重症急性呼吸器症候群SARS)の一種なので今までも存在していたのですが)、”アフターコロナ”という言葉より、”with コロナ”…このウィルスと共にどう人間の社会を回していくかがとても重要になってくると思います。

 

と、前置きが長くなりましたが、では”with コロナ時代”はどう進むべきなのか、ということを考えます。

 

新型コロナウィルスの流行を最小に抑えるべく人と人との接触を制限し、社会も経済も分断してしまう事態になっています。

前段のウィルスの変形は地球温暖化にも関連するかもしれないという説を信じるとしたら、人間が今まで我が物顔で使ってきた地球の資源を大切にして地球を健康に戻すことも必要なのではということにも行きつきます。

 

今までのリニアエコノミーでは一人当たりの豊かさは増えますが、その分資源を消費するため接続可能な社会にはならない、という結論から近年は製品設計の原材料スタートの時点で回収し使い続けることをデザインする「サーキュラーエコノミー」の必要性が叫ばれています。

人優先ではなく、自然優先であること。

使い捨て時代の大量消費大量廃棄が地球環境を破壊し、地球汚染を招き、生態系環境にも影響を及ぼしたことを解決しなくては接続可能な社会を持続するのは不可能になるという結論です。

 

しかし、この”サーキュラーエコノミー”を実現するには、やはり消費している”ヒト”が実践していくことが重要です。

 

横浜市では、この「Circularr Economy」を実践し、地域で循環させる、企業や官との「HUB」となっている人材や活動を「Plus」として捉える「Circular Economy Plus」という独自のモデルケースを実施しています。

 

そんな「Plus」になっているヒトから学ぶ22日間のスクール「Circular Economy Plus School」が明日から開講します。

 

12のカテゴリーをオンラインの座学セッションとフィールドワークで学べます。

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「Circular Economy Plus School」

30人以上の講師から学べる今実践していること。
学ぶ、だけではなく、同じ思いを共有したり、繋がりができたりとアクションに必要なことが「Plus」される講座です。

 

学習プログラムはこちらから。

ceplusschool.peatix.com

 

プログラムも多岐にわたっているので、自分が取り組んでいること、興味のあることを選べます。

 

withコロナ時代を生きるために。

新しい発見を探してみてはいかがでしょう。

1/6の講座の申し込みは今日までですよ。

 

(ふ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

横浜コミュニティデザイン・ラボは今日から始動です。

2021年が始まりました。

 

横浜コミュニティデザイン・ラボは本日から始動です。

 

新年、新しいことをしたいと思いつつ、まだまだ続くコロナ禍で

どんなことができるだろうと思う方も多いかと思います。

 

そんな時だからこそ、様々な取り組みに触れることもまた

自分のアクションのヒントになりますね。

 

自分が”若者”なら取り組んでみたいアクション

フィンランド トゥルク市 イクレイ「1.5℃ライフ共同キャンペーン」】

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フィンランド トゥルク市「1.5℃ライフ共同キャンペーン」ポスター

横浜市は、2050年までの温室効果ガス実質配収ゼロ(脱炭素化)を目指す「Zero Carbon Yokohama」の実現に向けて、若者たちによる気候変動(地球温暖化対策)に対する思いを動画にまとめてもらい、発信してもらおうというキャンペーンです。

 

yokohama.localgood.jp

 

知らなかったのですが、横浜市では温室効果ガス排出量の全体の40パーセントが生活から排出されているそうです

この割合は都市部といわれる中心都市としては断トツの高い数値だそうです。

 

横浜は生活も経済も同じ場所だからだと推測されますが、住みよい都市を目指す横浜としては切実な問題です。

 

2050年、あなたは何歳でしょうか?

「若者」も家庭をもち、こどもがいて、自分の生活の環境が気になる歳になっているかもしれません。

 

”いま、こんな取り組みをしていれば、未来の自分の笑顔が見えるのでは・・・”

 

そんな想いを、音楽でも、オムニバスでも、アクションでも、自分の表現方法で3分の動画にまとめて応募してみてください。

 

募集年齢は18歳から29歳まで。

3分の動画にまとめたものをYouTubeにアップして、メールにて応募してくださいね。

詳細はHPで。

横浜市がトゥルク市(フィンランド)、イクレイとの連携により気候変動に関心を持つ若者の動画を募集! | LOCAL GOOD YOKOHAMA

 

残念ながら私は応募年齢から外れておりますが…(笑)

 

未来をつくる若者の作品が楽しみです。

 

フィンランド トゥルク市からのメッセージも素敵です。


1 5℃キャンペーンプロモーションEnglish日本語字幕)

 

 

応募締め切りは1月15日(金)です。

 

新年だからこそ、はじめの一歩のアクション。

ぜひ、応募してみてください。

 

(ふ)