前回までのあらすじ
遠い昔はるか銀河の彼方で…
遊びたくなったラボスタッフ中村は、FabLab Kannaiレーザーカッター講習会に訪れ、デザイン方法を学び、デザインを作るのであった…。
デザインしたものを、レーザーカッターで作ってみる
立川君:それでは、レーザーカッターを使ってみましょう!
中村:(ドキドキわくわく)
立川君:まずは、レーザーカッターのふたを開けます。
中村:おお!メカニカル!
立川君:レーザーカッターを使用して、木材に作ったデザインを施します。
立川君:
レーザーカッターで色は付きませんが、「出力」や「速度」を変えることで、濃淡を表現できます。
中村:じゃあ、カラフルなモアイをレーザーカッター仕様に!ついでにデザインもいじって…
これが
こうなる!目と鼻の水色、口と★の黄緑、外枠の赤色の三色です。
立川君:レーザーカッターと接続しているパソコンを使用して操作します。
立川君:木材をセットして
中村:この木材をセットして、ターンエンド!
立川君:(無視)レーザーの当たる位置を操作して調整します。
中村:なんか文章力では表現できないけれども、UFOキャッチャーみたいですね。
立川君:
レーザーを使用して、火をつけるため、この機械から空気を吐き出して消化します。スイッチをONにしましょう。
中村:♪スイッチ~オン! ワン ツー スリー 電流火花が 身体を走る♪
立川君:昭和のネタやめません?
立川君:
木材と機械の間を調整します。この道具は木材と機械の間に挟んで使用します。
中村:木材×道具×機械の三角関係ですね。
立川君:間に挟んだら…
立川君:上下の移動を、スイッチ操作で行います。
立川君:レーザー加工時にでるカスを、集塵機で素ってダクトから排気します。スイッチをONにします。
立川君:これで、準備完了です。
中村:じゃあ、始めます。
レーザーカッター起動!
木材セットよし!エネルギー連結ケーブル起動!排気・熱放射よし!
対ショック!閃光防御!エネルギーチャージ120%!照準よし!
レーザーカッター
・・・・・・
・・・・・・
・・・・・・
撃てます!
立川君:僕が説明した手順を綺麗に無視するのやめてもらえます?
レーザーカッターは、こんなシークエンスを踏まずに気軽に使用することができます。
ポチっ
ウィーン…ウィーン…
レーザーカッター内部の進行具合は、パソコンで見る事が出来ます。
~15分後~
出来ました!
外枠をはずしてみます。
色を掘り具合によって、調整しています。
近くで見ると、掘り具合の違いがよくわかります。
レーザーで焼いた直後の、香ばしいにおいがします。
中村:ちなみに、レーザー加工にかかる平均時間はどれくらいですか?
立川君:
今回は元デザインが3色を使用していたため、3段階に分けて加工し、15分かかりました。
通常1色のみで加工する場合は約5分ほどです。
中村:通常の加工時間が5分。今回の加工時間は15分。つまり、今回の加工時間は…
立川君:今回の加工時間は通常の3倍です。
中村:その発言、いただきました!お後がよろしいようで!
今回学んだ内容は、レーザーカッターの初歩です。
自分で考えたデザインを更に深めたり、もっとものづくりに取り組みたいという方、
FabLab Kannaiの使用が出来る会員制度もありますので、ぜひ一度講習会に来てください。
FabLab Kannaiホームページ:
http://FabLab Kannai – 市民のための実験的ものつくり工房 @ 横浜・関内
FabLab Kannai Facebookページ:
https://www.facebook.com/FabLabKannai/
FabLab Kannai 機材講習会スケジュール:
レーザーカッターで加工するためのデザインは、下記サイトでも公開されているものがあります。
デザインを見て作ってみたいと思った方は是非講習会へ、作ってみたいものがなかった方は是非講習会で技術を学んで、自分好みのモノづくりをしてみてください。
Thingiverse - Digital Designs for Physical Objects
<そのうち掲載予定>
FabLab Kannaiにある管理人立川君特製のかっこいい椅子、これにどうやって座るのか!
「FabLab Kannaiのかっこいい椅子に座ってみた記事(仮)」
ご期待ください。