横浜コミュニティデザイン・ラボ スタッフブログ

横浜市中区に拠点を置くNPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボのスタッフによるブログです。

へんてこなもの大集合!さくらWORKS<関内>不要物品紹介

こんばんは、NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボスタッフの中村です。

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※中村イメージ画像



横浜コミュニティデザイン・ラボでは、シェアオフィスさくらWORKS<関内>を運営しています。

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そんなさくらWORKS<関内>ですが、様々な物品が溜まったり、使用頻度が少なかったりということで物品の廃棄を検討しなければならなくなってしまいました。

そんなこんなで、僕が様々な物品を選別し、回収していくと・・・

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・・・・・・

汚ねえ!

汚い言葉遣い失礼しました、どこにこんな物品があったのでしょうか?

以前、物品を廃棄したことがあるのですが、その際は一万円(物品廃棄としては安いです)もかかってしまいました。

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以前廃棄した際の物品の山です。

汚すぎてお恥ずかしいため、ほんのちょっとだけです。

 

 経理スタッフ笹川さんからは、「廃棄費用節約したいっす!」との声が来ました。

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※笹川さんイメージ図

 

ちなみに、ラボの財政状況に関しては

yokohamalab.hateblo.jp

をご参照ください。

つまりは、廃棄費用節約しないといけない状況です。

 

どうする?

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※イメージ図

 

はてはて、どうしたものか…と考えていると

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ぽくぽく…チーン…

 

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ぴかーん!

ひらめきました。

 

誰かに押し付け…もとい譲渡する・差し上げる・献上する、つまりは

不要物品お渡します

ここにLOCAL GOOD YOKOHAMAよろしく

【ラボの財政ピンチなので、誰か物品貰ってくださいプロジェクト】をキックオフしました。

そんなこんなで、Facebookで呼びかけたところ、貰ってくれる人がいました~。

物品紹介とその経過を説明しますー。

 

貰い手見つかったもの

スピーカー廃材で作った木製コースター

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横浜コミュニティデザイン・ラボのものづくり担当ファブラボ関内が、横浜ものづくり応援企業プロジェクトはまリンク・ヨコハマトリエンナーレ2014など、様々なかかわりの中で作った「スピーカー廃材で作った木製コースター」です。

制作経緯はこちらhttps://hama-link.net/report/1973をご覧ください。

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様々なエピソードがあるこのコースターですが、物品数が豊富(400~500個ほど)

あります。

木製ですので、コーヒーがついても染みこまず、サッと拭くことができます。

皆様、是非貰ってください。独り占めしていただいても結構です!

⇒FB経由でもらってくれる人、100個ほど貰ってくれる人や、さくらWORKS<関内>オープンナイトvol.46で配布していたところ、貰ってくれる方や

「ドミノとして使ったら?」という意見を頂きました。無事解決。

 

IKEAのキャンドル

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 「IKEAのキャンドルを使って、部屋をほっこりした雰囲気にしてみませんか?」

⇒と思っていたところ、貰ってくれる人がたくさんいました。無事解決

 さすがのIKEA

 

コンパクトシュレッダー

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紅い電動シュレッダー、通常の3倍です。コンパクトサイズであるため、はがき処理や、スペースが狭い机の上に置いて使用するのに便利です。

 ⇒こちら、ファブラボ関内で使用してもらうことになりました。解決

 

散らからないクラッカー

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パッケージに説明が書いてある為、紹介が楽です。

パーティーやストレス解消に便利です。「めっちゃお得な30個入り」だそうです。
「散らからないクラッカー」ということは、「サイレンサー付きワルサーPPK」のようなものです。誰でも、ジェームズ・ボンド気分が味わえますね!

 ⇒経理の笹川さんが貰ってくれることになりました。

 

ラボで使うことになったもの

お茶入れるやつ

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⇒さくらWORKS<関内>で洗って使用することになりました。

 

お盆

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3つもあると、使用頻度が低くなってしまいます…1つからでも大丈夫です。

♪家でお気楽!定食屋気分‼

いつもの食事にマンネリの人、家で定食屋気分を味わうためにいかがですか?

⇒ラボで使用することになりました。

 

貰い手見つからなかったもの

ハンガー

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使い勝手抜群、針金ハンガー!
服を掛ける以外にも、折り曲げてブーメランとして、ヌンチャクとしての使用など、あなたの考え次第でなんにでも使えるであろうハンガーです。

これさえあれば、ゾンビに襲われても大丈夫!

横浜市民は危機意識が低く、ゾンビ襲来の危険性を感じていないようです。誰ももらってくれませんでした。

 

長崎のステンドグラスお皿

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長崎を感じる、ステンドグラス製のお皿です。カステラを置くのはありきたりなので、

長崎ちゃんぽんを盛り付けてみてはいかがですか?

横浜市民には、長崎ちゃんぽんよりもシュウマイを食べるお皿が必要みたいです。

 

木製お皿

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ただ単に、木製と言うだけではなく、樹木から取り出してきたような自然を感じるお皿です。家の中でもアウトドアでワイルドな気分を味わう食事にいかがですか?

 ⇒皆さん文明社会で生きているので、使わないみたいです。

 

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テレってってっ~『どこにもつながらないドア~』
この声が大山のぶをと水沢わさび、どちらの声で再生されたかによって年齢が分かります。

「ドアなのにどこにもつながらない」これは何を意味するのでしょうか?

ドアという物の役割・機能性・哲学を問いかけます。

このドアが繋がらないということは、明日をも見えない現代社会、出口がどこかわからない中で生きている人々を表現している、そう思いませんか?

…ということはどうでもいいです、こちらは307号室アンブレラ関内工事時に外して不要になったというだけのドアです。僕にとって一番大事なことは、このドアがあることによって、キッチンで動きづらいというだけです。

⇒アンブレラ関内に必要だったため、ラボで保管することになりました。

 

番外編

お皿いれるやつ

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中村

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:これどう紹介しましょうか?

 

笹川

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:なんかあれだよね、腕に「ジュっ」て付けて、焼き豚みたいにする道具に使えるよ。

 

中村

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・・・

 

 

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・・・・・・・・・・・・・・

:笹川さん、疲れてるんですね。(※22時のオフィスでの会話)

 

⇒洗ってさくらWORKS<関内>キッチンで使用することになりました。 

 

そんなこんなで、物品数も減ってきました。

物品を貰っていただいた方々、ありがとうございました!

そして、疲れている笹川さんには「『散らからないクラッカー』を使って

疲れを吹き飛ばしてください」としか言えないです。

 

次回「イベントスペースとキッチンと会議室も整理しなくちゃね」

にご期待ください。

「横浜で「学ぶ」「つくる」「共有する」の機会を多様につくります」:2016年度総会を開催しました。

横浜の中心から、

リアル・インターネット双方の「場」を横断しながら、

地域課題に取り組む個人や団体を経済・情報リソースと結びつけ、

解決に向けた動きを促進している、横浜コミュニティデザイン・ラボ。

 

その総会が、2016年6月19日にさくらWORKS<関内>にて行なわれました。

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総会は正会員総数249名中27名が出席。委任状による出席が112名、

同計139名で成立しました。

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事業報告では、当団体代表理事杉浦裕樹が、

地域課題解決型プラットフォームLOCAL GOOD YOKOHAMA

を活用したコミュニティ経済の醸成をポイントに、説明さしあげました。

 

2015年度は、LOCAL GOOD YOKOHAMAから、

10件のクラウドファンディングを実施し、

いずれの案件も目標金額に達する寄付を集めました。

 

これまでシェアオフィス内にて活動していた

市民による、市民のためのものづくり工房「FabLab Kannai」の

新拠点立ち上げ資金を調達するなど、

事業横断型プロジェクトも実施いたしました。

 

また、企業・行政とも協力し、横浜市に住む方々の課題を解決する

プロジェクトの企画運営をいたしました。

 

2015年度は東京電力ソフトバンクらと実施した

「地域課題解決インフラサービス検討プロジェクト」や、

横浜市総務省一般社団法人オープン&ビッグデータ活用・

地方創生推進機構との共催により実施した、

全国初の「オープンデータ自治体サミット」など、

行政の所有するデータを活用して、

市民が自らの課題を解決するサービスの創出を

支援するプロジェクトを実施しました。

 

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さらに、2016年度の事業計画についても杉浦代表理事から

説明さしあげました。

 

2016年度は、地域のさまざまな出来事を「他人事」と「自分事」の

間にある「自分たち事」として捉え、

リアルとインターネットの場づくりの技術を有機的に連携し、

地域の価値ある活動と市民の接点をつくる活動に力を入れていきます。

 

インターネットメディア事業としては、

2004年に創刊した「ヨコハマ経済新聞」、

2010年6月に創刊した「港北経済新聞」といった自主サイト

による記事配信を継続して運営いたします。

さらに、新たにヤフーの関連会社ワードリーフ株式会社が

運営するニュースメディア「THE PAGE」と連携し、

神奈川県のニュースを配信していきます。

リアルな「場づくり」としては、

2011年4月にスタートしたシェアオフィス「さくらWORKS<関内>」の

会員満足度の向上、オフィス会員拡大に努めます。

また、地域活動を実践する方々とのつながりを活かして、

講座・セミナーや映画上映、ワークショップなどのプログラムを

積極的に企画「学ぶ(LEARN)」「つくる(MAKE)」「共有する(SHARE)」

の機会を多様につくっていきます。

 

新規事業としましては、

学びづらさを抱える子どもたちの高校教育をサポートする

「明蓬館高等学校神奈川中央キャンパス/横浜・関内SNEC」

と協働し、ソーシャルインクルージョン領域で活動する

団体・支援者の交流拠点として「アンブレラ関内」プロジェクトを運営します。

 

この案件は、入居する泰生ビルのスペース改築費を集めるために、

LOCAL GOOD YOKOHAMAクラウドファンディング機能を活用しました。

約115万円の資金を調達し、さくらWORKS<関内>に在籍する

建築家、照明デザイナー、クリエーターの方々との

協働で泰生ビル307号室を改修して拠点を整備することができました。

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 杉浦代表理事から提案された、

2015年度事業報告・2016年度事業計画ともに、

原案通り承認されました。

 

また、2015年度会計報告に関しては、事務局から説明があり、

こちらも原案通り承認されました。

 

会計報告につきましては、NPOコミュニティサイト、

CAPAN FIELDSにてくわしくご報告さしあげておりますので、

こちらもご参照くださいませ。

 

そして、2015年度は総会改選の年度でしたため、

議案第 4 号として理事の改選を行ないました。

これまで理事を務められていた大枝さんから、

辞任の意向をいただき、

交代に、3月までラボの事務局長を務めていた、

五十嵐さんから新しく理事に就任いただきました。

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理事就任者案につきましても、原案通り承認されました。

 

横浜で「おもろいこと・新しいこと」を企む人・団体を、

彼ら・彼女ら同士、もしくは別の経済などの「資源」との

出会いを創出し、活動をより加速させる力を産めるよう、

今年度も横浜コミュニティデザイン・ラボは進化してまいります。

ラボいきもの部:File.01中村亮介_「みんな排除されない働きかた」なんて言葉は飾りじゃない

横浜のビルの谷間で、いろんなことやものが、

うごうごと生きもののようにうごめく、ふしぎな団体、

横浜コミュニティデザイン・ラボ。

 

「そこに住まう人たちってどんな人?」という疑問にお答えする、

人間交差点の記録兼、ジャポニカ学習帳的コラムをはじめます。

 

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職場では、オフィス会員さんが金魚を育てています。

金魚が水を浄化して、その水を吸い上げて野菜が育ちます。

小さな生態系が息づいています。

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NPOの事務をHackしてみよう会議。その2:非営利団体の会計をfreeeのNPO法人対応から考えてみる

 全国の非営利団体事務局のみなさま、

総会ラッシュシーズンをいかがお過ごしでしょうか。

鮫肌です。

 

決算、理事会、監事監査、委任状回収リレーと忙しい中ですが、

カレー食べてがんばりましょう。

 

【ラボカレー参式:宮島母さまの特製夏カレー】学びづらさ、生きづらさを抱える人たちが、自分のままでいながら社会とつながれる場所、アンブレラ関内を横浜の都市部に作ろうとクラウドファンディングに挑戦中の、当団体理事でもある宮島さんお手製トマトカレー。自分たちの子育て感を語りながら、これからのアンブレラ関内について考える作戦会議でふるまわれました。トマトにナスにズッキーニと、元気な夏野菜がいっぱいです。野菜の中から顔を出す厚めのベーコンにほくほくします。横浜コミュニティデザイン・ラボのお母さんの愛がつまった味に、参加された方も立場や身分を越えて、一人の母、父、その子どもとして自分らしく、なごやかに語りあいました。

横浜コミュニティデザイン・ラボさん(@yokohama_lab)が投稿した写真 -

 

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Fashion×Fabな、フランス帰りのインターン。長谷川くんの自己紹介。

 はじめまして。FabLabKannaiインターンとして、

これから3か月間働かせて頂く事になりました。

長谷川祐輔と申します。今は都内の大学の芸術学科に通っています。

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自己紹介ということで、ここに至った経緯をお話させてもらいます。

 

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社会的企業家イノベーション工房 「SHIFT lab(シフトラボ)」始動〜ヒト・コト・マチを社会的企業家とともに創る〜

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NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボは、日本最大のソーシャルビジネス企業・団体の業界団体である一般社団法人ソーシャルビジネス・ネットワーク(本社:東京都港区、代表理事:藤田和芳)とソーシャル・マーケティング専門のプロデュース・ファームである株式会社ソシオ エンジン・アソシエイツ(本社:東京都港区、代表取締役社長:町野弘明)が本日プレオープンした、「SHIFT lab(シフトラボ)」プロジェクトに協力しています。

http://www.shiftlab.jp/

 

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「NPOってなんですか」ときれいな目の若人に聞かれた、NPO姉さんのはなし。

実家の笹川一族では末っ子なのに、大学生インターンの多い職場では

お姉さんな鮫肌です。

とりあえず、若い子みかけたら「あめちゃん食べる?」と若干液状化した

黒飴を渡しています。

  

私が働いております、横浜コミュニティデザイン・ラボは、

「何でもアリのまちづくり研究所」でして、

私もお茶だしから経理、人事の対応、

さらにはバックヤード&リレーションシップのシステム構築まで、

幅広く業務をやっています。

 

仕事/私生活と切り分けるのではなく、生きもののように、

二つの時間が連綿とつながっています。

 

生きるための対価を得る場所と職員の自分も日々研究して、生きている現場が

同じというとてもしあわせな環境で暮らしています。

 

そんな生活の中で、大学生の方から聞かれました。

「ささがわさん、NPOってなんですか?」

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 回答のために、wikipediaの見解を引用してみます。

「特定の公益的・非営利活動を行うこと」(内容は特定非営利活動促進法#法における定義を参照)を目的とする法人である。「非営利」とは、団体の構成員に収益を分配せず、主たる事業活動に充てることを意味し、商業活動を行うこと等の収益を得る行為を制限するものではない

引用:特定非営利活動法人 - Wikipedia

 ちょっとむつかしいので説明すると、

「事業をして、それにかかったお金(材料費とか、備品代とか)を残ったお金を、

会員さんに分けないこと」がNPOの条件です。

株式会社など、いわゆる「営利団体」ですと、上に書いたようなお金は、

株主さんなどに配当金として還元します。

そうした行為を行なわず、次年度の予算として組み込んでいくことが

NPOの大原則です。

 

でも、この回答って雲をつかむような、というか何だか分かったようで

分からないものだなと私は思っています。

 

私たちの団体に、自分の時間を使ってきてくれて、一緒に仕事をしてくれる人に

こう答えるのは、真摯じゃないなと自分は思ったわけで。

ぬーんと考えた結果、私はこう答えました。

 

「コンバージョン(=最終的な成果)が「購入」である必要がない団体、かなぁ」

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私は、新卒でWEBの媒体社におりまして、インターネットサイトでの記事広告や、

アプリ内でのメッセージ配信アカウントの提案や運用に関わってきました。

 

その仕事の中でよく言われたのが、「ユーザーとの関係性が広告における要だ」

ということでした。

単に、「私たちの商材を買ってください」とメッセージを出すのではなく、

お客さんと仲良くなって、提供する商品/サービスを愛してもらう、ということですね。

 

ただ、その文脈にも私は疑問を持っていました。

 

「ユーザーと仲良くなる」といっても最終的には、企業では商材を買ってもらわないと

企業体としての維持ができなくなる。

であるならば、企業が最終的に求められるのは、

ユーザーに「購入」してもらう、「お金」という対価をいただくという

ことのみなのではないだろうか。

 

それ以外の「対価」を求めることができるのが、

NPOが存在する意味なのではないかと私は思っています。

例えば、地域の祭で一緒におみこし担いだ後のビールのおいしさとか、

近所のおばあちゃんと植えた、花壇のチューリップのきれいさとか、

そういうものを「対価」にできるのが、NPOなのではないかと思っています。

 

でも、1点だけ気をつけておきたいなと思うのが、

「ボランティアを依頼する側(=NPO団体)が「お金以外の対価の存在」に甘えない」

でいたいなということです 。

 

人のきもちや優しさといった、「お金にならない」ものは、

数字で表しづらいと感じています。

そうした 客観的に測定することができないものを、

他者がどう感じているかを「自分」や所属する「団体」が計測している。

どうしたって、考え方の癖は入ってしまうわけで。

その志向性に気を払う必要が、「好意」による行動をお願いする側には

あるのではないか、と思っています。

 

ボランティアであれインターンであれ、時間と労力をかけてくれる人たちと

同じ目線を共有することに、団体としても労力をさくこと。

 

お願いする作業がどんなことで、それが団体にとってどんな意味を持つのか、

きちんと、団体の側から説明すること。

 

さいごに一番大切なのが、いっしょにおしゃべりして笑える環境を作っておくこと

なのかなと思ってます。

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 「一緒に、この課題をなんとかしたい」、「なんか、この団体おもしろそう」と

思ってくれた人と、団体がもっとしあわせにつながって

社会がもっとゴキゲンになるといいなと思う日々です。

 

そして、そのことは今まで計れなかった/計ろうとも思わなかった、

いわゆる「人と人との対話(非言語含む)」を計ることによって、

何かしらのヒントがあるのではないか。

 

そんなことを考えて、実験することが実は私のこの職場での裏研究テーマです。

経理なんて、まさにその1つのツールですねぇ。 

 

で、なんでこんなことをお話したかといいますと、

私たちの団体でも、ローカル/ソーシャル/グローバルにグッドな行動を

起こしていく仲間を募集中でして。

 

その仲間作りのイベントを今週予定しています。

 

個人的には、活動するシェアオフィス、さくらWORKS<関内>の

お掃除をゴキゲンにやるフェスがやりたいなと思ってます。

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この辺のPCをつないで、めっちゃ速いコンピュータ作って、

グラフィックがどぅるどぅる動くゲームで遊ぶなど、

この「ゴミの山」を遊べる作戦会議なんておもしろいんじゃないかと

妄想してます。

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 なぞの木もあります!

素敵なアイディア、一緒に考えましょう。