横浜コミュニティデザイン・ラボ スタッフブログ

横浜市中区に拠点を置くNPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボのスタッフによるブログです。

本気のつくってあそぼ。FAbLab関内でフレッシュさんが奮闘中。

横浜に引っ越してきて3週間。家に帰るまでに、毎日夜のネオン街で迷子になります。

でも、客引きのおっちゃんたちは、「こっちはあぶねえぞ。回り道して帰んな」と教えてくれます。

どやどやしてるけど人間味のある横浜で、どうにか楽しく生きている鮫肌です。

いろんなものが出てくるびっくり箱的都市横浜で活動する、横浜コミュニティデザイン・ラボ。

そのオフィスは、みなとみらいの近く、オフィス街の裏通りにあります。

 

右側に見えている、居酒屋さんの入居している築50年ほどの5階建て雑居ビルの部屋をいくつか借りて、我々は棲息しています。

 

2階はシェアオフィスとイベントスペース。3階には、もうすぐできる生きづらさ・学びづらさを抱えた人たちの居場所。そして、屋上では養蜂

と、細胞が増殖いていくように、ビルの中に居場所を増やしています。

 

そんな、うごうごビルの4階でうごうごしているフレッシュさんがいるというので、会ってきました。

 

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玄関。なつかしのアパート感が漂います。

 

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入ってみると、秘密基地が広がっております。ここは、FabLab関内

専門家でない、いわゆる「市民」が実験的にものつくりができる場所です。

ほしいものはつくろう。そして、共有して、もっとよくしようという

「Make Learn Share」の精神のもと、今日もうごうご新しいものを生み出しております。

 

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イスやゴミ箱も手作り。

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鳥の骨っぽいイスも。

 

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それらを作り出す、なんかすごいやつ。3Dでどうにかこうにかプリントするやつ。

 

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 この基地の奥で、機械を操る彼女が、今月からFabLabにインターンでやってきた

大川悠奈さんです。 

 彼女が操作している機械がこちら。

 

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レーザー光で切るものに触れる刃物を使わずに、切断や彫刻ができるらしいです。

木材から紙、プラスチックまで多様な素材に対応し、画像データからも加工ができる柔軟さがあるため、アイディア次第でさまざまな物を短時間で作れます。

 

大川さんは、今日はこの機械に慣れることが課題とのこと。

「ドアの窓につける札を作るんです」と目標を話してくれました。

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画像のデータを元に、レーザーがちゅいーんとプラ板を切っていきます。

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気になるよね。わくわくするよね。

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切った後がこちら。おお。文字になってる。

 

プラ板を保護するシールがはがれないんです、とかりかり削る一幕も。

横で見ていて、何だかきゅんきゅんしました。

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自分はここで仕事しにオフィスに戻りました。

一時間ほどして、また行ってみると…。

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できてる!

 

彼女を入れて3人の大学生たちが今月からFabLabにインターンできてくれています。

どんな「つくってあそぼ」魂を見せてくれるのか、とっても楽しみにしております。

お疲れ様でした!