横浜コミュニティデザイン・ラボが入居している泰生ビルは、
横浜中心部、関内駅から歩いて5分のところにあります。
オフィスビルがならび、ベイスターズスタジアムの歓声が聞こえるまちなかのビルの
屋上で今、養蜂を始めました。
横浜市内で複数の養蜂プロジェクトを立ちあげてきた株式会社オルト都市環境研究所の岡田信行さん、泰生ビルのビルオーナーの泰有社、横浜コミュニティデザイン・ラボの3社が連携し、屋上に街をつなげる「場」をつくることをテーマに、「このまちLab.@関内」プロジェクトとしてさまざまな団体と連携して取り組んでいきます。
都会の屋上に表れる巣箱。ちょっと不思議な光景です。
よく見ると、ミツバチが顔を出しています。
ミツバチを飼うことで、取れたハチミツを使うことで、街が活きる。
そして、ミツバチが生きやすい緑ある環境を作るために、人と人が活動し、新たな交流が生まれる。
こうした、緑を手段とした、「オモロイ」まちづくりに取り組んでいます。
巣箱の横には、同じビルで活動する、「夢の道具をなんでも作っちゃおう集団」、FabLab関内が制作した、ハチの日よけが設置されています。
テクニカルなのか、ボタニカルなのか、なかなか不思議な光景です。
こちらの日よけは、60℃の温度で土に埋めると、分解されるプラスチックを使っているので、自然とのつながりを考えるこのプロジェクトには最適です。
そんなこんなで始まったばかりのミツバチプロジェクト、5月にはもう最初のミツが取れる予定です。
どんな味になるか、いまからわくわくしますね。
地域を楽しみ、地域を活かすこの動きをこれからも追っていきます。